2018年04月22日

【書評】別役実さんの「うらよみ演劇用語辞典」は、この手の本にしては珍しく、実に読みやすかった!・・・「ひきぞう」とか「のりうち」という言葉は今も使われているんですかね?

今週、私は当ブログも含め、他の
姉妹ブログでもほとんど記事を
アップすることができませんでした。

その最大の理由は、私自身が多忙
だったこともありますが、それに
加えて、PCの動きが極端に遅く、
何度も再起動をしなければならず、
結果、ブログ記事の更新にまで
手が回らなかったというのが実情
です。

本来、今日、当ブログで書こうと
思っていた【書評】も一週間前には
残しておこうと思っていました。

ですが、今日まで延びてしまい、
明日には図書館に本を返さなけ
ればなりませんので、慌てて、
一言残しておこうと思った次第
です。

別役実さんの「うらよみ演劇用語
辞典」。

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ここ数か月、私は演劇関係の本を、
半身浴をしながら読むことが習慣と
なっていますが、この本は、この手
の本にしては珍しく読みやすかった
ということを、まずはお伝えして
おきたいと思います。

演劇関係の本って、内容はさておいて、
「読みづらい本」が多いんですよ。

「とっつきにくい」というかね。

これ、演劇関係者が読めば、読み
づらくても「なるほど」と理解
できるのでしょうが、私のような
演劇ファン、というか、演劇素人
が読もうとすると、「えっ?!」
と驚くことの方が多いんです。

「こんなことを書いて、演劇関係者
以外に誰がこの本を読んで理解できる
のか?」と、批判的になってしまう
んですなあ。

まあ、そういう「分かりづらさ」も
演劇の一つの魅力なのかもしれません
が、私もそうですが、なんぼ演劇
ファンであっても、通常は猛烈に
忙しく、そういう状況で難解な本を
読まされると、結局は最後まで読み
進めることができないというのが
正直なところです。

「分かりやすければいい」という
わけでもないんですがね。

その辺の匙加減が、おそらくは、
演劇関係者の「腕の見せ所」なの
かもしれません。

別役実さんという人のことは、
以前に他の演劇関連の本で読んで
知っていましたが、いやあ、実に
読みやすく、軽妙で、ちょっと
好きになってしまいましたねえ。

この本は2003年3月の発売で、
今から15年くらい前なのですが、
ほとんど古さは感じませんでした。

まあ、長い歴史を持つ演劇界
からすれば、15年なんてあっと
いう間でしょうし。

演劇用語は私も部外者なりに
多少は分かっていたつもりですが、
案外分からないことも多く、勉強に
なりました。

そんな中、いわゆる「難解用語」も
ありまして、「ひきぞう」とか、
「のりうち」という言葉は今も
使われているのかと思いました。

分からない方は、今ではスマホで
簡単に調べられますので、調べて
みて下さい。

しかし、こうして、スマホで簡単に
調べられるというのも、ちょっと
危険な話でしてね。

スマホで調べたのはいいですが、
トップページに載っている情報が
すべて的を射ない情報であれば、
それは「調べたことにならない」
のと同じですから。

そういう「スマホ以前」の世界
にも思いを馳せた、というのが、
この本を読んで良かったと思う、
最大の収穫ですかね。

やっぱり、スマホだけでは調べ
られない、分からないことと
いうものは案外多いものです。

演劇界は特にそうじゃないですか。

知ったかぶりは一番良くない。



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posted by あらやまはじめ at 00:13| 神奈川 | Comment(0) | 舞台関連ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする




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